2024/06/10 10:04

醸造所にお越しになったお客様に、「ノンアルコールって書いてありますが、アルコールが入っているのですか?」とご質問をいただくことがあるため、今回はノンアルコール飲料とアルコール飲料について、当社の表示や呼称をまとめてみました。

ノンアルコール市場が広がる中、ノンアルコールの定義が業界や企業で一部統一されていないことから、お客様が表現のイメージで判断せざるを得ない状況があると感じています。今回は、当社のシードル選びの参考になるよう解説をさせていただきます。

■アルコール飲料とノンアルコール飲料の違い

アルコール飲料とノンアルコール飲料の違いは、アルコール度数です。日本の酒税法ではアルコール度数1%以上のものを酒類と定義しているため、アルコール度数1%未満の飲料はノンアルコール飲料と呼ばれます。ただし、ノンアルコール飲料の中には微量のアルコールが含まれている商品もあり、法律的には問題ありません。また、国によってはアルコール含有量の基準が0.5%未満を指すなどの違いもあります。

微アルコールはノンアルコール飲料です

最近は、ノンアルコール飲料の中でも、微量のアルコールを含むものを「微アルコール」と呼ぶ場合があります。
当社の商品では、COVO CIDERが該当します。炭酸を酵母に造らせている(発酵させている)ため、その過程で微量のアルコールが生じます。微量ですがアルコールを含むため、飲んだ後に車を運転する予定がある方、妊婦の方は控えていただくよう、お願いいたします。
お酒が弱いという方、仕事が残っていてまだ酔えないという方などにおすすめです。


■アルコールを全く含まないノンアルコール飲料

アルコール・ゼロ(Alc.0.00%)をお探しの方は、リンゴジュースまたは氷結濃縮りんご純果蜜「林檎之氷蜜」(リンゴノヒミツ)をご用意しております。
林檎之氷蜜は、飲み物に混ぜたりスイーツに加えたりかけることで、芳醇なりんごのフレーヴァーに早変わり!
例えば、ノンアルコールビール(Alc.0.00%)に加えると、ノンアルコール・りんごビールになります。
カップアイスに足すと、少なめでチーズケーキ風味に、多めにかけるとりんご風味になり、高級感アップ!
ノンアルコールカクテルなどでも、お楽しみください。